EA研究 番外編1 Swing Trader PRO

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※お断り ブログのテーマのカテゴライズ上EA研究と銘打ってますが、Swing Trader PROは厳密にはEAではありません。プライスアクションを利用したインジケーターです。エントリーポイント・TP・SP・トレーリングストップ値は全て提示されますが、エントリーだけはマニュアルで行う必要があります。それを理解した上でお読みください。

注意!購入前にお読みください! → Doug Price EAに隠された不可解な事実

 

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私が普段お世話になっているDoug氏が新作のSwing Trader PROを発売するとのことで、これは早速確認しなければ!ということでウェブサイトを拝見。下記のパフォーマンスをご覧ください。約半年で+11625%のパフォーマンスとDoug氏らしいシステムですね。ってかえげつないっすね・・・

 

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今回からは高額なEA代金に躊躇する方のために、たった7ドルで5日間利用できるトライアルを設けるとのこと。5日後に追加で497ドルを支払うため、システムの販売価格は合計504ドルになります。少しは、ユーザーに優しくなりましたね。

販売ページの内容をさっと確認し、さくっとトライアルを購入。マニュアルを読み進めていくと恐ろしい事実が・・・

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◆特徴① トレードタイプは勿論スイングトレード

このSwing Trader PROはシステム名の通り、プライスアクションを利用したスイングトレード用のシステムです。参照チャートは4H1Dを使用。こういう系のものは最近皆さんによく知られているものだと、PA Tradeとかの類でしょうか。線形回帰モデルに基づき、チャート上の売られ過ぎ、もしくは買われ過ぎているポイントで逆張りし、その反動を取りに行くタイプのシステムです。

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直近200チケットをポジション保有時間を横軸、決済時の獲得収益率を縦軸にプロットしたグラフでは、大体のトレードは5日以内のイメージ。しかし、物によっては17日間超保有していますね。トレード開始来で見たのがこちらです。

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今度は横軸に保有期間、縦軸に逆行幅で見たものです。まず保有期間ですと長いもので、2か月超となります。次に逆行幅ですが、大よそ9割9分のトレードが1,000Pips以内で決済される精度です。そのため、ポジションを貼る時は、エントリーする分が最大1,000Pips逆行しても問題ないぐらいの数に抑えるといったリスク管理が必要になります。

お気づきのように一部▲4,000~5,000Pipsのものもありますが、よっぽどの資金量が無い限り危険ですので、基本的には▲1,000PipsがSLの目安と思われます。

myfxbookのチャートでは長期間かつ獲得収益が大きくなると、チャート前半の動きが見えにくくなりますが、例えばこの4月28日時点では既に当初入金額の-529%と、始めた時期によってはほぼ死亡している可能性もある点を頭に入れておきましょう。

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◆特徴② シグナルによるマニュアルエントリー

私が買っておろっ!?っと驚いたのがこれ、マニュアルエントリー。というよりも、Doug 氏 = EAクリエイターというイメージが強いですが、このSwing Trader PROはEAではなく、インジケーターなのです。 (販売ページをよく読めよって話ですが・・・笑)

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myfxbookもちゃんと手動になってる!

 

しかし、なぜ今になってこれだけ優秀なEAを作っているDoug氏が、マニュアル作業を必要とするスイングトレード用インジケーターなんて作ったのでしょうか。氏曰く、

 

WS000208「毎月平均2000Pipsも稼ぐ秘訣は、マニュアルトレーディングで、より多くの通貨ペアをビッグに取ることができるシステムを持つことや。完全システムによるトレーディングは好きやけど、時にはマニュアルの方が優れているときもあるんやで。マニュアルトレードならロボットには見つけられへんようなビッグなディールポイントを見つけることができるし、壮大なトレーディングストラテジーを描けるんやな。

より多く稼ぐには、多通貨ペアを正確にトレードすることも大事や。その分利益を稼ぐ機会も多なる。15分足や30分足なんてのはちまちま儲けるにはええけど、大きく稼ぐなら4時間足や日足などでっかくいかなあかん。だから、Swing Trader PROを作ったんや」

※大意です。      

何度も言うようにSwing Trader PROは自動的には売買を行いません。では、どのようにトレーディングプロセスが行われるのかと言うと、

1.Swing Trader PROをチャート上に設定していると、まず下記のようにアラートが表示されます。これはBuyシグナルです。

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チャート上には下記のようにシグナルポイントに矢印が表示され、左上にはシグナルのプライスが表示されます。

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よし!これでエントリーするぞっ!・・・ちょっと待って下さい。実はこれで終わりではありません。

2.次にオシレーター系のテクニカル指標であるストキャスティクスで買われすぎか売られすぎかの判断をします。例え買いシグナルが出ていても、このストキャスティクスで買われすぎという状況であればダメです。逆に売られすぎならベストです。

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3.更に通常4時間足を使用するので、1つ上の日足でもトレンド方向及びストキャスティクスを確認し、買われすぎになっていないかダブルチェックします。

4.まだあります。通常シグナルが立つ時には、下記のような青もしくは赤い線にタッチした時にそれぞれの逆方向にシグナルが立つのですが、これはダマシの可能性もあります。そのため、チャートの次の軸(4Hなら例えば4時間後の次軸の方向)を確認し、リバーサルの動きが見られたら初めてエントリーします。

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これがDoug氏の推奨するSwing Trader PROを使用した正しいトレード手法です。うーん・・・

 

◆特徴③ 対応通貨ペアは多種多様だが、メジャーがオススメ

大体のメジャーな通貨ペアには対応できるようですが、一応開発者のDoug氏によると、下記のペアをこのシステムを利用してトレードしたようです。

AUD/USD、EUR/USD、GBP/USD、USD/JPY、AUD/CAD、AUD/CHF、AUD/JPY、AUD/NZD、EUR/CHF、EUR/GBP、EUR/AUD、EUR/JPY、EUR/CAD、EUR/NZD、GBP/AUD、GBP/CAD、GBP/CHF、GBP/JPY、GBP/NZD、NZD/USD、NZD/CAD、NZD/CHF、NZD/JPY、CAD/JPY、CHF/JPY、USD/CAD、USD/CHF、XAU/USD、XAG/USD、CAD/CHF

非常に多いですね。じゃあその中から推奨されるものはというと、より多く勝ち、利益の出たペアでしょう。ここまでの実績によると、EUR/USD、GBP/USD、EUR/GBP、GBP/AUD、USD/CAD、AUD/USDなどが損益のトップを占めています。

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取引回数でも全450トレードのうち、上位のEUR/USD、GBP/USD、EUR/GBPで全取引の約半数を占めます。Doug氏も書いていますが、メジャーでポピュラーな通貨ペアほど安全だそうです。

システムによるチャートへのインジケータ自動添付では30通貨ペアにこのインジケーターが貼られるようですが、資金量やリスク管理の面から見ても、実質的には10数通貨ペアのトレードになりそうです。

余談ですが、この通貨ペア別の概要は壮観ですね。勝率もさることながら、凄い利益です。

 

◆特徴④ スワップには気を付けよう

こういうスイングトレードの場合、何気に気を付けたいのがスワップ。今までのDoug氏のVortex Trader PROやChannel Trader PROなどをメインに使用されている場合は、あまり考慮しないかもしれないので一応。

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販売者のロットサイズでやったからでもありますが、販売者のアカウントでは、スワップが2000ドル以上も取られています。ポジションを日跨ぎで保有する期間が長いほど、スワップの影響は大きく出てきます。

日本のFX会社と違い、海外のFXブローカーはネガティブスワップへの傾斜がきついため、仮に完全に売り買い同量で同期間保有するということを何十回もした場合、必ずスワップは負けます。

このようなスイングトレードをやる場合は、利益もそれなりに大きいので問題にならない程度なのですが、少しでも節約するならばネガティブスワップの傾斜が緩いブローカーでやると良いかもしれません。

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例えば、日本人の利用者が多いであろうこの4社ですと、FxPROMyFXがスワップの影響が少なくて良さそうです。一方Axioryなんかはネガティブ方向への傾斜が相対的にきついので、スワップの影響を少なくするためには避けた方が良いかもしれません。

 

◆結論 しばし私は購入見送り。他のユーザーさんの様子見

トライアルで終了ですかね。え、ここまで紹介しておいて見送り・・・!?となるかもしれません。まあ私もこれだけの大きな利益が出るのならやはり本購入したいところ何ですが、最大の理由は時間です。私がEAによるシステムを行っているのは、平日殆どMT4なんて触れないため。

勿論通知をモバイルに転送したり、そもそもスイングトレードなので帰宅してからポジションを張っても遅くはないです。しかし、9時10時の帰宅後も忙しく、エントリー設定や資金管理など、なかなかこれだけに構ってられず。

ただ、他のユーザー様なら問題ないかもしれません。

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これはDoug氏のエントリー時間をプロットしたものですが、トレードエントリーは主に9時~20時くらいでしょうか。これを日本時間に直すと、+6ですから、15時~夜中2時までです。

時間をある程度見積もれる方は、日中はシグナルを貯めておき、モバイルなどで状況を確認、帰ってからシグナルに従ってさくさくエントリー。イグジットはTP・SLに従って自動脱出の繰り返しで回るかと思います。

もう一つの見送る理由は裁量部分の大きさでしょうか。このシステムは裁量による部分(シグナル発生からのエントリーの判断、タイミングや値設定)が多く、シグナルの見逃しなどもそこそこありそうですから、このツールはそれなりにユーザーの技術・状況に依存しそうです。

また、この販売者のフォワード実績がDoug氏本人によるトレードであるとした場合、彼はこの分野の手練れですから裁量トレードにおける判断力や技術も相当な物でしょう。EAと比べて、実績の再現性は低くならざるをえません。

最後の理由として、彼の事ですからちょこっとしたらEA版を出すことになったとか言いかねないってのもあります。ただ、これは勝手な私の推測ですので気にしないでください。(EA版なら是非とも欲しい!)

私はこういう結論に至りましたが、優秀なクリエイターの作品であるので、裁量トレードができる人は買って損はないと思います。興味ある方は、ホームページまたは他の紹介者からどうぞ。

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